4月の下旬に奄美大島へ行ってきました。
こんにちは。「ダメもと」です。
奄美大島は今回で2回目。前回は奄美大島北部の旅でしたが、今回は南部。
2日目の今日は、奄美大島からフェリーで約20分の加計呂麻島へ渡りました。
しかし加計呂麻島ではハプニングが続出!色んな意味で思い出深い1日となりました。
今回はバニラエアのセールで奄美大島へ行ってきました。奄美大島 / 南部、3泊4日の旅を旅行記としてまとめたいと思います。
なおこの旅行記は私個人の備忘録的な記録になるので、時間など参考にならない点も多々あることをご了承ください。
ただ、
- 日付&服装
などは参考になるかと思います。
どこへ旅行に行くにしても、事前準備として季節の体感ならびに服装を調べると思います。
私は個人の旅行ブログで調べるのが好きなのですが、思いのほか情報が少ない。きれいな景色の写真はたくさんアップされていますが、それが何月何日ごろなのかが結構不明なものも多いんですよね。
本州の人間からしたら、奄美大島も服装を選ぶのが難しい場所のひとつ。
そんな点が少しでもあなたの参考になったら幸いです。
また最終日に今回の旅行費用も掲載していますので、参考にしてくださいね。
2019年4月24日(水)

奄美大島から加計呂麻島へ
天気予報では、今日が今回の日程の中では一番お天気がマシな感じ。
朝一番の「フェリーかけろま」で加計呂麻島へ渡りました。
- 古仁屋港から加計呂麻島(生間港:20分 / 瀬相港:25分)
- 大人片道:360円(往復券:大人690円)
加計呂麻島へは「フェリーかけろま」以外に海上タクシーで渡ることもできます。
詳しくは奄美せとうち観光協会でチェック
せとうち海の駅でフェリーのチケットを購入。

フェリー乗り場はせとうち海の駅の真横です。ちなみに海上タクシーの乗り場は違う場所です。

フェリーの時間まで付近を散策。大きなマグロのモニュメントもここにありますよ。

フェリーがやってきた。

今回乗り込むフェリーかけろま。そこそこ大きな船です。これなら船酔いしなさそう。

離島に渡るには付きものの船…。毎度のことながら船酔いが心配です。
私も不安ですが、なんと言っても「全日本船酔い選手権・大阪代表」の姉が心配。
今までの旅で幾度となく船酔いしておりますので。
出港です。それにしても天気が悪い。悪いながらも海の色は水色です。

わずか20分で生間港に到着。船酔いするヒマもないぐらいあっという間でした。

加計呂麻島でハプニング①◆サイクリングはできる?
加計呂麻島の移動手段は
- レンタカー
- バス
- レンタサイクル
があります。
レンタルバイクは加計呂麻島にはありません。
レンタルバイクは古仁屋で借りてフェリーに載せる必要があり、特殊手荷物運賃もかかります。
原付き | 270円 |
二輪自動車(50cc超750cc未満) | 410円 |
私達はサイクリングが好きなのでレンタサイクルを借りることに。
レンタサイクルはこの生間待合所で借りれるとの事でしたが…。

行ってみるとなんと1台しか無い!嘘やろ…。
加計呂麻島のレンタサイクル「あまくまサイクル」のサイトの「よくある質問」に自転車の予約はできないと書いてあったので、予約はしていませんでした。
しかし、ここの職員によると予約はしてほしいとの事。

どっちやねん。
現在は奄美せとうち観光協会のサイトに、レンタサイクル予約の詳細が書かれているので、参考にしてください。
加計呂麻島には3つのサイクルポートがあります。
- 「加計呂麻島展示・体験交流館」(TEL0997-76-0676)
- 「瀬相待合所」(TEL0997-75-0430)
- 「生間待合所」(TEL0997-76-0619)
自転車の返却は3つのサイクルポートのどこへでも乗り捨て可能です。
この乗り捨てシステムがかなりいい加減で、今回は「生間待合所」に1台。「加計呂麻島展示・体験交流館」に1台。残りは全部「瀬相待合所」にあるとの事。(と言っても全部で10台ぐらいですが)
仕方がないので「生間待合所」で1台借りて、「加計呂麻島展示・体験交流館」まで歩いて(約20分)もう1台借りるか。と、思ったのですが…。
なんと「加計呂麻島展示・体験交流館」の1台は故障しているとのこと。(怒!!)
これで私たちの移動手段は絶たれました。バスはフェリーの到着に合わせているので、とっくに出発しています。どうするべ。
もう歩くしか無いな…。
加計呂麻島でレンタサイクルしたい場合は、必ず前日までに電話で問い合わせすることをおすすめします。
加計呂麻島◆生間港から徒歩でスリ浜まで
生間港からスリ浜まで約1時間らしいので歩きました。
ひたすら海沿いの道を歩きます。歩いてみるとわかりますが、結構なアップダウン。
これは電動自転車でもかなりきびしい感じです。

天気は悪いけど海は綺麗です。


心が折れそうになってきた頃に、やっと標識が見えてきました。

ゆっくり歩いて1時間10分後やっとスリ浜に到着。健脚な方はもう少し早く着くかも。

スリ浜桟橋。

スリ浜は映画「男はつらいよ」ロケ地の一つ。

スリ浜に着いてすぐ、大きな音楽を鳴らして車が近づいて来ました。

何事か!と思ったら、移動図書館だそうです。

なんかいいなぁ。移動図書館。島独特のゆるい感じが。
加計呂麻島◆スリ浜でシュノーケリング
今回シュノーケルをするために「ゲストハウスかんもーれ」でフィンとシュノーケルマスク、ライフジャケットを借りて来ました。
この日の最高気温は約26℃。ラッシュガード&ラッシュトレンカで足だけつけてみましたが、とてもじゃないけどそのままでは海に入れない!

冷たいっっ!無理っっ!
太陽が出ていたら入れたかも…。ですが、本日は曇り空。まだまだ冷たすぎる!!
ちなみに先客で、ツアーの女子3人組(若い)がいましたが、彼女たちはビキニ姿で海に入っていました。
若いって素晴らしい…。
せっかく苦労して徒歩で来たので「マリンブルーカケロマ」さんで、ウエットスーツを借りる事にしました。

この日はたまたま宿の奥さんがおられたので借りることができました。
マリンブルーカケロマはペンションもされているので、お部屋の掃除などでいない時も多いようです。

レンタルしたい場合は、事前に問い合わせをすることをおすすめします。
ウエットスーツをきたら余裕で入れます。スーツの暑さは5mm。

今回初めて個人的にシュノーケルをしました。
スリ浜は波も穏やかで初心者でも比較的安全。ツアーを頼まなくても大丈夫そうですが、あくまでも自己責任でお願いします。
岸から10m程も行くとサンゴも魚もたくさん見ることができます。
私達がシュノーケルしている時、ちょうど「マリンブルーカケロマ」のツアーの方も同じスリ浜でシュノーケルやSUPなどで遊ばれていました。(女子3人組&インストラクター)なんだかちょっと安心。
出たり入ったりを繰り返し、お腹が空いたのでこの辺でお昼ごはんにします。
◆食事する場所は開いていません◆
さすがにハイシーズンは開いているでしょうが、4月の時点ではスリ浜周辺に食事ができるお店は開いていません。閑散としています。
古仁屋のファミマなどで、パンやおにぎりなんかを買って行ったほうが良いですよ。飲み物の自販機はあります。
加計呂麻島でハプニング②◆スリ浜でサメに遭遇
さて、腹ごしらえもすんだので、昼からもう少しシュノーケルを堪能しようと思います。
先ほど、「マリンブルーカケロマ」のインストラクターの方から
「加計呂麻島はどこにでもウミガメがいる。」
との情報を仕入れたので、いっちょウミガメでも探して見るか。
姉は「もう疲れたー」とのことで、私一人で海へGo。一応「帰って来なかったら心配してね。」と伝えて。
「マリンブルーカケロマ」前でたたずむ姉。

午前中に遊んでいたツアーの女子3人組はもう終了していて、スリ浜海岸に今は本当に私1人。
ちょっと不安ですが、岸からあまり離れないように注意しながらウミガメ探し。
「ウミガメおらんな~。」とキョロキョロしていると、海底に何やら長い灰色のものが。
サンゴか流木のようにも見え、「なんやろ?」って凝視して見ました。
「嘘やろ…。」どう見てもサメのヒレのように見える。「嘘…やろ…。」
「こ、こ、こ、こ、怖いぃぃぃーーー!ヒイィィィーーーーー!!アバババババ!!!」
一瞬パニックになりましたが、大暴れしてサメを刺激してもいかん!
ここはちょっと冷静になって、岸に向かって大急ぎで泳ぐ。なかなか進まない!
頭の中ではJAWS(ジョーズ)のテーマが鳴り響く。「デーデン、デーデン…」泳ぎに泳ぐ。
人生で一番バタ足した。手もかきにかいた。岸に着く頃にはもうクタクタ。

ふぅ(汗)
もうちょっとウミガメ探ししたかったけど、あんなもん見てしまったからもう無理。
早々にシャワーを浴びて、「マリンブルーカケロマ」前まで帰ってくると、ちょうど散歩に行っていた姉も帰ってきた。
さっそく報告。

サ、サ、サ、サメがおったぁぁぁ!

嘘ぉん。(ちょっと半笑い)

嘘じゃない!ホンマやねぇぇん!!(必死)
あまりの私の真剣な訴えに一応信用はしてくれました。
「ネットで調べてみぃや。」と言われたので、早速調べてみた。
「スリ浜 サメ」と調べてみたらヒットしない。むむっ、やはり私の見間違いだったのか…。
「加計呂麻島 サメ」と検索すると少しはヒット。やっぱりいるのだ。
おそらく私が見たのは「ネムリブカ」というサメ。性格はとっても大人しい模様。
ネムリブカの性格はおとなしく、他のサメと縄張り争いやエサの取り合いもほとんどしません。
また人間の方から刺激しない限り、危険性はほとんどありません。
※おとなしいので寝ているところに、尾を引っ張って遊ぶダイバーの人もいるようですが、やりすぎると噛まれることがあります!
実際、海底にいて微動だにしませんでした。でも、泳いでいる姿だったらもっとパニックになったかも。
こんな感じで海底に寝そべっていた。

本当に怖かった…。まさかサメがいるなんて思いもしなかったし、前情報も無くいきなりの遭遇。
海をなめたらあかん。今後は個人的にシュノーケルすることは無いでしょう。絶対にツアーを頼もうと、固く固く心に決めました。
加計呂麻島を散策◆スリ浜桟橋

シュノーケルを早々に済ませてしまったので、時間が余りまくりスリ浜桟橋まで散歩。

曇り空でもこの海の透明度。

桟橋の上からのぞくと、すごい魚の群れが!

ちょっとわかりにくいですが、すごい数です。

約2時間(!)ほど「マリンブルーカケロマ」の前でボーッとたたずみ、やっとバスの時間に。15:46のバスで生間港に向かいます。

生間港には少しだけデイゴの花が咲いていました。

加計呂麻島でハプニング③◆犬のウ◯コを踏んだ!
生間港でフェリーを待っているとかわいいワンコを発見。

「かわいいなぁ」と眺めていたらウ○コをし始めた。

「あ、ウ○コした」と思ってさり気なく遠ざかって見ていると、犬好きなおじさんがウ○コに気づかず近づいて行った。
「あわわわわ…踏む!」と思ったら案の定踏んだ。

できたてホヤホヤのウ○コを踏んだぁぁぁ!
もう一人違うおじさんがきて、また踏んだぁぁ。被害は計二人。
しかもあとから来たおじさんはビーサンだ。ビーサンはキツイ!
おぉおぉ、ウ○コ踏んだことにようやく気づいて地面になすり付けとる…。今からフェリーに乗るのに、フェリーの階段にウ◯コが付くやんけー!
フェリーの階段は左右にあります。ウ○コ踏みおじさんが上がったほうじゃない方から上りたいため、2人のおじさんから目が話せない。
ビーサンのおじさんは右の階段を上がっていった。もう一人は中々来ない。はよ来いや~。待ちきれなくて私たちは左の階段から上がった。
するともう一人のおじさんが左の階段の方に来た!

右から上がれやー!あっちいけ、シッシッ!
上から見ていると船員さんに聞いたのか、フェリーに備え付けられているシャワーで靴の裏を一生懸命洗っていました。
しかし、踏むかねぇ…。普通気付くでしょと言うぐらい結構な量のウ○コでしたよ。

4月の奄美大島2日目┃本日の晩ごはん

本日もA・COOPせとうちに寄って、サラダなんかを購入。
トマトは「ゲストハウスかんもーれ」の方から差し入れで頂いたもの。甘くて皮がパリッとしていて非常においしかったです。
鳥の刺身が美味しかったので、本日も購入。
メインは冷凍の明太子パスタにしました。

こちらも「ゲストハウスかんもーれ」さんからの差し入れ。ゼリーのような羊羹のような不思議なデザート。

赤ワインも進みます。

【加計呂麻島】スリ浜▶シュノーケリングでサメに遭遇して大パニック!【2日目】まとめ

【加計呂麻島】スリ浜▶シュノーケリングでサメに遭遇して大パニック!【2日目】まとめです。
8:10発のフェリーかけろまで加計呂麻島の生間港へ渡りました。
サイクリングをする予定でしたが、ハプニングにより借りることができず、スリ浜まで歩く羽目に。
午前中は順調にシュノーケルを堪能。
午後からのシュノーケルでまたまたハプニング!なんとサメに遭遇しました。マジで怖かった…。
早々に海から上がり、約2時間ボーッと過ごして15:46のバスで生間港まで戻ります。
犬のウ◯コ事件を目撃し、16:30のフェリーで古仁屋まで戻ってきました。
なんだかんだで今日はハプニング連続の1日となりました。
奄美大島の旅|手配方法
奄美大島への直行便は以下になります。
JAL | 東京(羽田)、大阪(伊丹)、福岡、鹿児島、喜界島、徳之島、 永良部島(徳之島経由)、与論島、沖縄(那覇) |
ピーチ | 東京(成田)、大阪(関西) |
スカイマーク | 鹿児島、名古屋(鹿児島経由) |
東京(成田)、大阪(関空)を利用できる方はピーチでかなりお得に行くことが出来ますね。
名古屋の方はスカイマークを利用して鹿児島で乗り継ぎになります。
LCC格安航空券を調べるならスカイチケットが便利。
スカイチケットなら最安値がカレンダーで一目瞭然。とても見やすいので良く利用します。
LCCが就航していない地域の場合
などで検索してみましょう。
ちなみにHISはLCC利用のパックツアーもあります。
今日の宿はゲストハウスかんもーれ。共同のキッチンがあり節約旅行にはピッタリ。冷蔵庫、電子レンジや調理器具、食器も一通り揃っています。
また奄美大島の中心部の名瀬に宿泊するのも動きやすいですよ。
航空券と宿さえ決まれば、あとは何して遊ぶかゆっくり考えましょう。
例えばアソビュー!
アソビュー!ならアクティビティの情報が満載!みんなの口コミが豊富なのでアクティビティ選びの目安にしています。
奄美大島の旅|関連記事
1日目|奄美空港から古仁屋までバスで移動

2日目|このページ
3日目|バスでホノホシ海岸&ヤドリ浜観光

