こんにちは。『ダメもと』です。
そろそろ御堂筋のいちょう並木が色づき始める頃かと思い、実際に歩いてみました。約30分、ちょうどいいウォーキングです。
2018年11月29日(木)
北浜付近⇒淀屋橋⇒本町
今回は北浜付近⇒淀屋橋⇒本町のルートで歩いてみました。
なにわ橋~大阪市中央公会堂
スタートはなにわ橋。地下鉄北浜駅下車、京阪電車のりつぎ方面へ出て26番出口を出るとなにわ橋です。
大阪市中央公会堂へは26番出口を出てすぐの信号を渡ります。
なにわ橋は別名『ライオン橋』とも言われています。橋の四隅にライオンがお出迎え。
リアルでカッコイイです。特に後ろ姿の筋肉がカッコイイ。
大阪市中央公会堂までの道の木々もかなり色づいています。
大阪市中央公会堂が見えてきた。
大阪市の中心部なので周りは高いビルだらけ。
その中でこの大阪市中央公会堂のレトロな建物は目を引きます。2002年(平成14年)12月、公会堂建築物として西日本で初めて、国の重要文化財に指定されています。
淀屋橋へ
大阪市中央公会堂を正面から見て左側を歩くと、大阪市役所を経て淀屋橋へ。
左側から見た大阪市中央公会堂の周りの木々も色づいています。
空だけ切り取ったらゴミゴミした大阪市のど真ん中とは思えない。
すぐに大阪市役所が右手に見えてきます。
淀屋橋から見た風景。眼下に見える川は土佐堀川。
御堂筋のいちょう並木
淀屋橋から御堂筋を歩いてみました。
御堂筋は大阪市内の中心を南北につなぎます。その御堂筋のいちょう並木が、11月下旬から12月上旬にかけて黄金色に色づきます。
約4.2kmにわたって続く黄金色の道はなかなか見ごたえがありますよ。
この辺りはオフィス街。多くのビジネスマンが行きかいます。
普段仕事で何気なく通っている道でも、じっくり見るとかなり美しい。
近代的なオフィスビルにも黄金色は映えますね。
今年(2018年)大阪は台風21号の影響で、御堂筋のいちょうにも大きな被害が。
御堂筋のいちょう並木は全972本のうち、1割にあたる81本の幹が折れたり倒れたりする被害が出たんです。
そのため若干スカスカしてるかと心配しましたが、ご覧の通り思いのほか大丈夫。
御堂筋の銀杏拾い
御堂筋と言えばかつて銀杏拾いが有名でした。銀杏の実が落ちる頃はいちょうが黄金色に色づく前で、10月~11月です。
昔はその時期は御堂筋全体が銀杏くさ~いし、道もつぶれた果肉で汚く、踏んでしまうと靴にニオイが付きそうで踏まないように注意したものです。
いちょうの木にはオスとメスがあり、銀杏がなるのは当然メスの木。近年はニオイ問題や道が汚い、滑ると危険、銀杏拾いの人が道路に飛び出して危険(大阪らしいわぁ)、などの問題でメスの木からオスの木へ植え替えが進んでいます。
道理でニオイもしないし、道もキレイなはず。今日は全く臭くないなぁと思いながら歩いていたんです。昔は銀杏のシーズンが終わって黄金色に色づいてからも残り香で臭かったもん。
今年もキレイに色づいてくれました。
御堂筋 いちょう並木のまとめ
御堂筋のいちょう並木は今が見頃。12月上旬まで楽しめます。
いちょうの木はオスからメスに植え替えが進んでいるので、今年は臭くなかったですよ。
今までじっくりと見ることのなかった御堂筋のいちょう並木。今回じっくりと見てなかなか美しい物だと発見できました。
仕事の合間、通り過ぎるだけでなく是非ともちょっと立ち止まって見てください。またこの時期、大阪市に観光にこられる方も買い物の合間などに、ちょっと御堂筋まで出てみてくださいね。思いのほか美しい黄金色の光景を見ることができますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。