こんにちは。インフルエンザは今までに3回かかったことのある『ダメもと』です。
2018年9月の時点で、今シーズン初の『インフルエンザによる学級閉鎖』が東京都内で報告されています。ちょっと早くないですか?とも思いますが、それが現実。今年は流行が早まる恐れも出てきました。
そこで今年は一足先にインフルエンザ対策を始めませんか?
インフルエンザ予防には免疫力アップ
腸内環境の悪化=免疫力の低下
人間の腸内には善玉菌と悪玉菌が存在します。悪玉菌のほうが増えると、当然のことながら腸の機能が低下。腸内環境が悪化すること、どうなるのでしょうか?
- 免疫力の低下
- 老化の進行
- 便秘
- 肌荒れ
など、色々なトラブルが体に出現する可能性があると考えられています。もちろんインフルエンザにもかかりやすくなってしまいます。
インフルエンザに効果的なNK(ナチュラルキラー)細胞
免疫力アップのためにはNK細胞を活性化することが近道です。
NK細胞は、常に体のなかを巡回しています。巡回中にウイルスに感染した細胞を見つけると、攻撃をしてくれます。NK細胞のみでウイルスを攻撃できるので『生まれつき(natural)の殺し屋(killer)』と呼ばれています。
予防に効果的な食べ物
ヨーグルト
乳酸菌(善玉菌)をとることで、NK細胞が活性化。現在は色んな種類の乳酸菌が入ったヨーグルトがたくさん販売されています。ヨーグルトは食べ続けることが大事ですが、同じものを食べ続けるのではなく、一定期間を置いて種類を変えてみる事が良いようです。
味噌・醤油・納豆・漬物
日本人ならお馴染みの和食の食材。日本の朝ごはんでもよく口にする食材ですね。漬物はぬか漬けやキムチなども乳酸菌が豊富に含まれています。ヨーグルトが苦手な方はこういった発酵食品もNK細胞の活性化には良いですよ。
ココア
ココアもNK細胞を活性化させるには有効だと言われています。ココアに含まれる『カカオポリフェノール』がNK細胞を活性化し、免疫力を高めてくれるようです。
食べ物以外
笑う事・泣く事
最近よく笑っていますか?笑うこともNK細胞を活性化させるには重要な事と言われています。笑う事で脳が刺激されて、免疫機能が活性するホルモンが分泌されます。なんと『笑うフリ』だけでもいいそうですよ。脳が勘違いしてホルモンが分泌されるそうです。脳って不思議ですね。
また、泣く事もリラックス効果があるので、泣きたいときは思いっきり泣きましょう。
腸内環境を整える事が大事
腸内環境を整えるにはNK細胞の活性化以外にも、
- 食物繊維をとる(乳酸菌と合わせてとることが良い)
- オリゴ糖をとる(牛乳や玉ねぎ、大豆などに含まれる)
- グルタミンをとる(肉・魚・卵・大豆などに含まれる)
- 適度な運動をする(ラジオ体操・ストレッチ・30分程度のウォーキング)
など、やはり普段から規則正しい生活をするのが一番です。
その他、インフルエンザ予防に効果的な事
マスク
マスクは咳やくしゃみの飛沫感染予防はもちろんですが、どちらかというとウイルスが付いた手で鼻や口を直接触らないためにするもの。何気なく鼻をこすったり、口を触ったりしてしまいますよね。そうすることでウイルスに感染することが非常に多いようです。
多くの人が使用しているプリーツタイプのマスクを着用する時は顔とマスクの間に隙間を作らないように、鼻のところで折って山を作りましょう。
マスクを半分に折って…
真ん中で鼻筋に合わせて三角に折りましょう。
マスクに裏表があるのをご存知ですか?裏表を間違えると着けてる意味がなくなります。花粉症対策でも言われていますが、プリーツが上に向いた状態でつけると、そこに花粉がどんどん溜まってしまいます。インフルエンザのウイルスも同様で、プリーツの中にウイルスがどんどん溜まって繁殖する可能性が。鼻の針金が上の状態でプリーツが下を向いている面を外側にしてつけましょう。また、プリーツは十分に伸ばしてあごまですっぽりと覆いましょう。
マスクの外側にはウイルスがたくさん付着しています。マスクをとる時は外側を極力触らず、ゴムひもの部分を触ってとりましょう。
20分おきに飲み物を飲むのが効果的
お茶でも水でもいいので、20分おきに水分をとる事が効果的と言われています。喉の粘膜に付いたウィルスを洗い流すイメージです。そうすると胃酸でウィルスが死んでしまうようですね。
うがいより手洗い
『うがい』も喉の乾燥予防には効果的ですが、ウイルスの侵入は防げないと言われています。インフルエンザ予防には、外出先から戻った時や食事の前の徹底的な手洗い&アルコール消毒が有効です。
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ワクチン予防接種
できればワクチン接種はした方が良いと思いますが、結構接種しない人も多いですよね。私の勤めていた会社では、強制ではないですが接種してくれと言われていました。1人がインフルエンザにかかって蔓延したら事務所が閉鎖してしまうような小さな会社でしたので。
それでもやっぱりかかってしまった
私は今までにインフルエンザは3回かかっています。
1回目
20年以上も前の大昔。これが一番ひどかった。40度近い熱がでて、頭がグルグル回りました。トイレにもはっていくような状態。フラフラで病院にも行けなかった。1人暮らしだったので、2~3日はひたすら寝て過ごしました。ようやく少し歩けるようになって近所の診療所へ。当時はインフルエンザの検査キットもあったのでしょうが、まだまだ一般的ではなかった時代。先生の判断で『まぁ、インフルエンザでしょう。』ということになりましたが、完全にインフルエンザだったとは言い切れません。
2回目
2009年に流行った新型インフルエンザ。当時勤めていた会社が入っていたビルでも大流行。毎朝警備員に『熱ありませんか?』って確認される始末。私は50~60人ぐらいいる大きなフロアで仕事をしていましたが、この会社ではまだ誰も感染していなかったんですよね。そして私が第一号に…。当時私は自転車で通勤していまして、電車通勤よりは『一番感染しなさそう』なのになぜか感染。
インフルエンザにかかったら、急にしんどさが来るんですよね。さっきまで普通だったのに急に立っているのが辛かったり。翌日病院に行ったらやっぱり感染していました。処方された薬は『リレンザ』。その時は姉にもうつしてしまいました。
3回目
今から3年ほど前。この時はインフルエンザワクチンも接種していました。インフルエンザの猛威もそろそろなくなるかと言われていた2月の下旬。なんか調子が悪い。『風邪でもひいたかな?』ぐらいの気持ちで病院へ。熱はなかったので、病院の先生も『風邪でしょうねぇ。』
でも、もし万が一インフルエンザだったら会社の人にうつしたら大変!『念のために検査キットで調べてください』とこちらからお願いしました。すると…。インフルエンザでした。『えぇー!注射もしたのにー!!』注射したからってならないわけではない、と分かっていてもショックでした。
でも注射のおかげか、やはり重症化はしなかったです。熱もほとんど出なかったし、食欲が落ちる事もない。とりあえずは1週間会社は休みましたが、ゆっくり出来てむしろ良かった…。
ちなみにインフルエンザの薬って発症してから48時間以内に飲むと、発熱する期間が1~2日短縮されるそうで、ウイルスの量も減少すると言われています。48時間以上たってしまったらウイルスが増殖しきってしまうので効果がないようです。
2回目の時に処方された薬『リレンザ』の場合、48時間以上経過していたのかもしれません。なかなかスッキリとしなかった覚えがあります。
3回目のこの時は完全に早い対応だったので、薬も良く効いたのだと思います。処方された薬は『イナビル』でした。
まとめ
日頃からの生活習慣や、手洗い・マスクなどの予防で今年もインフルエンザに負けない身体づくりをしていきたいものです。
でも、気を付けていても感染してしまう事も。そんな時は早期発見がポイントになるので、おかしいな?と思ったら早めに医療機関を受診して、早めに薬を飲みましょう。それだけで、体の辛さがかなり違います。
また、無理をして会社に出勤しウイルスを蔓延させないようにも注意!ゆっくり休むことが早く治す一番の近道です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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