在宅ワーク の名刺入力ってどんなもの?稼げるor稼げない?

日常

こんにちは。「ダメもと」です。

家にいながら仕事ができる在宅ワーク。通勤しなくてもよいし、時間を気にせず、好きなときにできてお金も稼げるなんて憧れますよね~。

在宅ワークのなかでも人気なのがデータ入力。今回は私の体験をもとにお話していきます。

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名刺入力で稼げる?

結論から言うと全く稼げません。名刺入力だけで生計を立てることはまず無理です。

でもコツコツと頑張れば、ちょっとしたお小遣い程度にはなります。

私の前職はデータエントリーという職種で、ただひたすらPCに向かい一日中入力をすると言うものでした。当然ブラインドタッチはできます。

名刺入力も仕事として経験があります。(一番キライでしたが…。)

それでも時給換算して、150円ぐらいです。がんばって200円ぐらいでしょうか。

名刺入力ってどんなもの?

某クラウドソーシングサイトで「名刺入力」の案件を募集していたので、応募してみました。

「名刺入力」というと簡単、名刺にある文字を見たまま入力するとOK、何も考えずにできる!誰でもできる!というイメージがありませんか?

募集のキャッチコピーも「簡単!名刺を見て文字を入力するだけ」とありました。

でも、実際にお仕事を始めてみると結構大変なんです。

名刺というものは…

そもそも名刺というものは、すべてが同じレイアウトになっているものではありません。(当たり前ですが)

一般的に名刺には

  • 会社名
  • 氏名
  • 部署
  • 役職
  • 住所
  • TEL&FAX
  • 携帯電話
  • Eメール
  • URL

等、その人個人の情報が書かれていますよね。

それも一枚一枚デザインが違うので、入力したい部分を探すのに目が泳ぎます

普通にリストなんかを入力するのであれば、目も同じ動きを繰り返すことができるので楽なのですが、名刺はそういう訳にはいきません。

個人情報の兼ね合いでマスキングされている

名刺は個人情報のかたまりなので、一人が一枚の名刺を全部入力するのではなく、入力する部分以外はマスキング(黒で塗り潰し)されている事が多いです。

例えば

  • 氏名だけ入力する
  • 住所とTELだけ入力する
  • Eメールの@の前だけ入力する

というように、わけて入力。最終的につなぎ合わせて一枚の名刺に仕上げるんですね。

これがなかなか曲者で、全くリズムよく打てないんですよね。

一枚の名刺を一人で入力するのであれば、入力する順番を覚えるとまだ少しはスムーズに打てそうなんですけど…。

部署と役職は難しい

名刺を入力する上で、一番難しいのは部署と役職。特にIT関係などのカタカナ表記は、どれが部署でどれが役職なのか分かりづらい事があります。

慣れないうちは必ずと言ってもいいほど、ここで手が止まります。

一度迷い出すと、ずーっと手は止まったまま。なかなか次に進めません。

あと、複数の会社に登録して「名刺入力」をしていると、その会社によって仕様(マニュアル)も様々

例えば、A社では「税理士」は役職として入力するけどB社では入力しないなど、しっかり頭に叩き込んでもこんがらがってきます。

誰でもできる仕事とはいえ、結構頭を使いますよね。

単価が安すぎる!

やっぱり気になるのは単価ですよね。

クラウドソーシングサイトなどで見るとライティングなどの文字単価は、安いもので0.1円~なんて書かれていますが、名刺入力はどうでしょう?

今現在契約しているところは、一項目に付き0.6円です。

部署で「本社 東京支店 第一事業部 第二営業部 ITソリューション部 半導体グループ」(33文字)でも0.6円。

Eメールで「info」(4文字)だけでも0.6円。

という具合。

割に合わんやろ~(怒)!!

部署は大げさではなく、このぐらいの文字数はザラにあります。部署・役職でよく出てくる単語は、単語登録しておく事は必須!ただ登録しすぎには注意が必要です。自分が覚えれる範囲で登録しましょう。

でもご安心ください。入力する項目はランダムに出てきますので、Eメールが何件か続いたり、電話番号だけが続いたりもしますのでそんなときはラッキー!

そうやって公平性を保っているのでしょうが、部署&所属を入力する時は結構滅入ります。

せめて一文字○円にしてくれれば、モチベーションも上がるのに…。

…と思い、いまさらながら名刺入力では有名所の「レゴエントリー」にも登録してみました。

レゴエントリーでもやってみました

レゴエントリーの報酬は

  • 漢字:0.20円
  • カタカナ・ひらがな:0.10円
  • 英数記号:0.04円

です。こちらは一文字の価格。

例えば、上記の部署で33文字打ったとしたら6.6円になるわけです。約10倍じゃないですか!

断然こっちの方が良い!と思って先日から挑戦しているのですが…。

やはり仕様(マニュアル)が違うので、一旦頭を切り替える事が必要。これがまた結構大変!

一項目入力するたびに仕様の確認をするため、なかなか仕事がはかどりません。

時間を測って1時間入力してみましたが、時給に換算して120円ほどでした。でも1時間といっても、ほとんど仕様の確認ばっかりしてしたので実際に入力していたのは30分ぐらいなのでは…?

それにしても「トホホ…」な金額です

仕様が頭に入ってトントンと入力できるようになれば、もう少し時給は上がるかもしれません。

質問などはできるの?

入力している途中でわからない事が出てきた場合、質問などはできるの?と心配になりますよね。

質問はLINEなどでできますが、返信は30分ぐらいかかります

やはりこの点は在宅ワークの弱み。今すぐ知りたいのに~と思っても無理な話です。

困るのはさっき質問したばっかりなのに、またわからない事が出てきた!ってなるんですね~。

そのため私は質問したいことが出てきたらメモ帳などにメモをしておいて、なるべく一度に何個かまとめて質問するようにしています。

その他デメリットとしては、こちらの質問したことに対して、少しずれた回答のときもあります。「それを聞いているのではないのです!」的な。

そんなときも相手の顔が見えないとはいえお仕事なので、自分が納得行くまで質問をするように心がけています。

ペナルティーはあるの?

ペナルティーは登録している会社によって様々です。

今メインにしている某クラウドソーシングサイトからの契約は、誤字や入力する項目の間違い(部署に役職を入力してしまったり等)をしてしまうと、マイナス0.6円です。

レゴエントリーではペナルティーはありませんが入力ミスが有った場合、報酬は発生しません

いずれにせよ正確に入力することが必要です。

在宅ワーク・名刺入力のまとめ

いかかでしたか?

家にいながら時間を気にせず仕事ができる在宅ワーク。しかしながらメリットもありますがデメリットもあります。

中でも今回名刺入力について書いてみましたが、在宅ワークとして気軽に始められるとはいえ結構大変です。

誰でも簡単にできる!の言葉に軽い気持ちで初めてみたら、「こんなはずじゃ無かった…。」ということも多々あります。

とはいえ、コツコツと頑張ればお小遣い程度は稼げます

コツとしては

  • 仕様をしっかり頭に入れる事(これが一番大事かも)
  • 単語登録をしてなるべく入力文字数を減らす事
  • 単語登録は覚えられる範囲内で

名刺入力に関しては複数社ですることはオススメしません。仕様が異なるとこんがらがって仕事がはかどりませんし、ミスにもつながります。なれるまでは、一社で集中してお仕事をすることをオススメします

名刺入力だけで生活はできませんが、ちょっとしたお小遣い稼ぎと思ってチャレンジしてみるのは良いと思いますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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