最近よく耳にしませんか?親ガチャって言葉。しかも親ガチャにはランクがあるらしい。
こんにちは。「ダメもと」です。
誰が考えるのかわかりませんが、次から次に新しい言葉が出てきますね。
現在テレビやネット上では親ガチャをめぐって、ずいぶんと議論が交わされている模様です。
今回はその親ガチャについて、自分に当てはめてみました。
親ガチャとは?

親ガチャとは、親とガチャを組み合わせた造語です。
最近ではスマホのゲームでガチャ◯回無料!とかよく言ってますよね。
あと私はこっちのほうが馴染み深いですが、つまみを回すとカプセルに入ったおもちゃが出てくるガチャガチャ。
ガチャガチャは
- 何が出てくるかわからない=自分では選べない
ですよね。
つまり親ガチャとは「子供は親を選べない」ことを皮肉った言い方です。
誰が最初に言い出したのか知らんけど、うまいこと言うよね。
親ガチャランク◆年収別
ここで年収別の親ガチャランクを見てみましょう。
SSR(ダブルスーパーレア) | 1億円以上 |
SR(スーパーレア) | 3000万円~1億円 |
R(レア) | 1000万円~3000万円 |
A | 600万円~1000万円 |
B | 400万円~600万円 |
C | 300万円~400万円 |
D | 200万円~300万円 |
E | 100万円~200万円 |
親ガチャランク◆精神面と環境面
続いて精神面と環境面の親ガチャランクです。
100点を基準に、以下の当てはまる項目を引いてみてください。
虐待や暴力 | -30点 |
育児放棄 | -30点 |
両親がいない | -20点 |
両親とも高卒 | -10点 |
片親 | -10点 |
両親の仲が悪い | -5点 |
習い事をしたことがない | -5点 |
生活保護受給者 | -5点 |
障害を持っている | -3点 |
容姿が悪い | -3点 |
地方出身 | -2点 |
当てはまる項目はありましたか?
100点満点を基準に、上の項目で当てはまるものを減点した結果のランクは次のとおり。
SR(スーパーレア) | 100点 |
R(レア) | 80~99点 |
A | 60~79点 |
B | 40~59点 |
C | 30~39点 |
D | 20~29点 |
E | 20点以下 |
だいたいこんな感じになっています。
アタリorハズレ?◆親ガチャを自分に当てはめてみると…

さて前章で紹介した親ガチャランク。自分に当てはめてみたところ…。
年収別ではどう頑張っても「D(200万円~300万円)」、私が高校生ぐらいの時には「E(100万円~200万円)」だったのではないかと思います。最悪です。
これは完全にハズレです。
ただこれ、時代背景もあると思いますが(なにしろ私が子供の時代は30~40年前)、最近の価格破壊がすさまじい物価を考えると、生活するのに必要なお金はそんなに大差がないのかも…と思いませんか?
なんか昔のほうが何でもモノが高かったイメージもあるぐらい、最近は何でも安くで手に入りますし。
考え方が親ガチャ=毒親になってしまいますが、うちの場合とにかく父親がひどかった。
- 働くの嫌い
- アル中
- ギャンブル(競馬、パチンコ)
- サラ金からの借金
の無限ループだったので、常にお金がなかった。
子供は私を含めて3人で、学校入学などのお金が必要になる節目節目にどうしていたかと言うと、母方の祖母がほとんど用立ててくれていたようです。
で、母親はなんで働かなかったの?とも思いますよね。体もあまり良くなかった(糖尿病もち)のも理由の一つですが、やはり甘えがあったのかも。(祖母がお金を出してくれるから)
私は母親のことは好きでしたが、今から考えるとこれはこれで毒親だったと思います。
一方精神面と環境面では、
両親とも高卒 | -10点 |
両親の仲が悪い | -5点 |
習い事をしたことがない | -5点 |
で合計-20点になり、こちらのランクはR(レア)でした。
金銭面は最悪でしたが、精神面と環境面はかなり上位のランクやな。
詳しく言いますと…。
両親とも高卒どころか、中卒だったような気もします。
両親の仲が悪いのは、先ほども書きましたが父親がすぐに借金をこさえてくるから仲も悪くなるでしょう。
またお金がないので習い事はしたことがありません。
当時を思い返すと子供心に「こんな父親いらんわ。離婚したらいいのに」と常に思っていました。
しかしながら母親も子供のために必死になって働こうと思わない人だったので、子供が成人するまでは離婚を躊躇したようです。
その後子供がすべて成人してから離婚、以降は子供が母親を食わしていくようになります。
私は就職した時「父親で苦労したから、かわいそうな母親に対して親孝行する!」と思っていたけれど、どう考えても母、甘えすぎ。お金の面では母も毒親臭プンプンしますよね。
しかしながら、虐待や暴力などを親から受けたことはないので、父は嫌いでしたが母のことは好きでした。
総合的に見ると金銭面よりも精神面と環境面が悪いほうが、キツイものがあるのかなと思います。
金銭面は今後自分が働けるようになって仕事を選ばない限り、なんとか食っていけたら良いし。自分の頑張り次第でなんとでもできる。
精神面と環境面の中でも特に虐待や暴力、育児放棄などは「親ガチャハズレ」って言ってもしょうがない。そのとおりだと思います。
ただ地方出身ってどうなん?東京以外はダメってこと?これはちょっとわかりません。
私が子供のときには「親ガチャ」なんて言葉はなかったけれど

- 子供は親を選べない
と言うのは、何度か思ったことがあるなぁと思い出します。
物心がつく頃にはすでに「なんかうちのお父ちゃんは、よそと違うような…?」とうすうす気づいていたような気がします。
小学校の頃には「よその家族がうらやましい」という感覚も持っていました。
高校を選ぶときは当然公立で(姉が私立だったので、これ以上おばあちゃんにお金を使わせるわけにはいかなかった)無事、公立高校に受かったから良かったものの、もし落ちたら中卒で働こうかと思っていたほどです。
大学進学なんて、はなから考えていなくて高校卒業後は就職です。
その就職も、「どんな仕事がしたい」などの夢も希望もなく「とらばーゆ」(当時の就職情報誌です、懐かしい)で、なんとなく手に職が付きそうなパソコン入力の仕事を選んで就職。
今でこそパソコンなんて誰でも入力することができますが、当時はまだまだパソコンは浸透していない時代。納品書とかも手書きでしたからね。
まぁとにかくどこでもいいから、何が何でも働かんことには始まらんかったわけです。
でもよくよく考えると、私と同じ年代の人も東大や京大に行ったり、医師や弁護士になったり、公務員になったりしているわけですよ。(当たり前ですが)
それってやはり、親の道しるべがないとできないと思うんですよね。特に昔は。
というのも、今の時代ならインターネットで「この職種はこんなことする」とか調べることはできますが、当時の私なんて公務員がどんな仕事するのかも知らんかったぐらいですから。
そんな馬鹿な…と思いますか?昔の情報量なんてそんなもんです。親が教えてくれないと、何もわからないんです。つまりは親の博識次第。親が何も知らなかったら、子供にも伝わらない。
2003年12月に13歳のハローワークが発売されたときは衝撃的でした。そのとき私はすでに33歳。ま、本の内容は読んでないんですけどテレビなどで話題になりましたよね。
いいなぁ、この本を私が13歳のときに読めたなら。こんな勉強をしたらこんな仕事に就けるとかわかったら、それが不可能かもしれなくても夢があるやん。と思いましたよ。
現在は新バージョンも出ています。
今なんて13歳のハローワーク公式サイトまであるからね。子供が自力で調べることができるんですよ、うらやま~。
だいたい親ガチャって、どの年代の人が言っているのでしょうか?
しかもハズレって言うのはどういった意味があるのかな?
どうしても
「親が貧乏、オレ(ワタシ)不幸。努力するだけ無駄やし~ハズレやし~」
とか、半笑いで言っているのを想像してしまうんですけど。はらたつわ。
貧乏でも虐待とかされなかったらハズレじゃ無いと思うんですけどね…。
なんか難しい問題ですね。
私は結婚もしていないし、子供もいないのでわかりませんが、頑張って育てた子供が親ガチャハズレって言うのを聞いたら世の親御さんはショックやろなぁ。
良かったわ、子供おらんで。
親ガチャランクがあるらしい。アタリ?ハズレ?自分に当てはめてみた。┃まとめ
「親ガチャ」最近はいろんな新語が出てきて面白いですね。
私は子供がいないので親の気持ちはわかりません。自分が子供の立場としてみると私の親ガチャは
絶対にアタリではない。それだけは間違いない。かと言ってハズレでもなかったなぁ。
と言うのが正直なところかな。
金銭的にハズレでも、高校卒業まで育ててもらったら「親ガチャハズレ」は言ったらあかんのかなぁと。あとは自分の努力次第なのかなぁと。
私は両親ともすでに亡くなっているので好き放題に思いの丈を書きましたが、親が健在なら面と向かってハズレって言うのははばかれるとは思うよ。よっぽどのことがない限り。
以上、親ガチャランクがあるらしい。アタリ?ハズレ?自分に当てはめてみた。でした。