【ピェンロー】白菜トロトロ!シンプルな味でなんぼでも食べられる

日常

年も明け、毎日寒い日が続きますね。

こんにちは。「ダメもと」です。

姉からの提案「今日の晩ごはんピェンローしようと思ってんねんけど

おっ!いいねーピェンロー、久しぶり。

ピェンローってあまりテレビ番組とかで紹介されているの見たことないけど、ご存知ですか?

スポンサーリンク

ピェンローって何?

あなたはピェンローをご存知ですか?

簡単に言うとピェンローとは鍋料理の名称。ピェンロー鍋です。

ピェンロー鍋はもともと中国の広東省にあたりで食べられる鍋料理だそう。

しかしピェンロー鍋の存在を知っている人のほとんどは

から情報を得たのではないでしょうか?

「河童のスケッチブック(単行本)」が発売されたのは、1995年11月1日で今から約27年前。

その何年か後に発売された文庫本が我が家にもありました。

当時はインターネットがない時代。写真ではなく妹尾河童さんが書いた文章とイラストを見て

めっちゃ美味しそう。食べてみたい

と早速姉が作ってくれて、そのおいしさに感動!以降寒い冬になると何度も何度もピェンロー鍋を食べていました。

が…最近はすっかりその存在も忘れていました。

なぜなら、我が家はポン酢好き。ここんとこ鍋と言えば間違いなくポン酢なんですよ。

しかし最近なぜか急にピェンロー鍋の存在を思い出した姉が、今回作ってくれました。(私は一切料理をしません)

シンプル!ピェンロー鍋のレシピ

妹尾河童さんの本が家にない(ブックオフで売ってしまった)ので、本に書いている本当のレシピはわかりません。

ただ現在はネットで調べるとなんでもわかる便利な世の中。昔に何度も作っていたので、思い出しながらネットでも情報を得る姉。

ピェンロー鍋の材料

ピェンロー鍋の材料はとてもシンプル。

  • 白菜
  • 干し椎茸
  • 豚バラ肉
  • 鶏もも肉
  • はるさめ
  • ごま油
  • 粗塩
  • 一味唐辛子

です。お鍋と言えば他にもキノコとか豆腐とか入れないの?と思うでしょうがダメ。

これ以外の材料をアレンジして入れるのは禁止です。(超重要)

ピェンロー鍋のレシピ(姉ちゃん監修)

  1. 朝から干し椎茸を戻す
  2. 干し椎茸を半分にカットして鍋に戻す
  3. カットした白菜の芯の部分を入れ火にかけ沸騰させる
  4. 沸騰したら豚バラ肉、鶏もも肉を入れごま油をかける
  5. ついで白菜の葉の部分を入れ、ここから白菜がトロトロになるまで煮る。だいたい40分ぐらい
  6. 最後に戻したはるさめを入れ、さらにごま油をかけて完成

ピェンロー鍋の食べ方

ピェンロー鍋は出来上がりの段階では特に味付けはされていません。

ただしこの時点で干し椎茸と肉類の良いだしは出ています。

食べ方が重要で、各自の器に岩塩と一味唐辛子を入れスープでといて、それをツケダレとしていただきます。

だしの出たおいしいスープは雑炊用に残しておきたいので、途中でなるべく飲まないために、我が家ではツケダレ方式を採用しています。

そして一般的に豚肉はバラを使うようですが、ちょっと油っこい。歳を取るとアッサリ食べたいので、今回は肩ロースの切り落としで作成。

またごま油ですが、これも好みの量でOK。たっぷりかけるのが美味しいというレシピもあれば適量というものも。入れるタイミングも途中と最後と、さらに器に盛ってからと様々。

今回は途中に3回しぐらい。中高年には3回しでも多いぐらいでしょうか?

このあたりはお好みでどうぞ。

久しぶりのピェンロー鍋。さっそく食べてみました。

そうそう、これこれ!白菜トロトロ、鶏もも肉もホロホロ。おいしいわぁ。

そして干し椎茸のダシってなんでこんなにおいしいんやろ。なんか上等な味がしますよね。

干し椎茸のダシをたっぷり吸ったはるさめも絶品です。

あと味付け(ツケダレ)はちょっと塩気がキツイほうかおいしいです。ただ、塩分の取り過ぎも気になるので、塩気は普通、一味唐辛子を大量に…これもまたイケる。

もうね、このシンプルな味付けがなんぼでも食べられる。白菜トロトロがなんぼでも!

白菜トロトロは非常に重要で、普通のお鍋のように足りなかったら途中で足すのはちょっと違う。

最初から「これ白菜ちょっと多すぎない?」と言うぐらい用意することをおすすめします。

今回はでかめの白菜を外から10枚分。姉いわく「切った感じでは半玉弱はあったんちゃうかな?」

それでもぺろりと平らげていまいました。

余談ですが、食べているときに姉が

「妹尾さんの本のレシピ、はるさめじゃなくてビーフンじゃなかったっけ?」

と聞くので「そうやったっけ?」とも思うのですが、この家にもう妹尾河童さんの本はないので調べるすべがありません。

ピェンローと言えばべったら漬け

ピェンローと言えばべったら漬けやな

姉が朝ポツリと独り言。そういえばそうだっけ?妹尾河童さんの本では、途中の箸休めだっけかシメの雑炊のお供だっけか…?

ともかく仕事帰りにスーパーによってみました。

最初に目についたのは大根半分ぐらいの大きさで298円。結構いいお値段するのね、べったら漬けって。

と買うのを躊躇していたら10cmぐらいのが108円で売っていた。がしかし、切れていない。切るの面倒くさい!と不機嫌になる姉の顔が目に浮かぶ…。

さらに探してみるとスライスしたのがちょうど安売りしていた。

こりゃいいわと買って帰るとなんと!

もうすでに姉がべったら漬けもどきを手作りしていました。

「買うたら(こうたらと読みます、大阪弁)高いやろ」

なんでもネットで調べて、なんでも手作りする。私の姉は天才か?感心するわ。

(自分が全く料理をしないので、なんでも作る姉のことを尊敬)

ピェンロー鍋のシメは雑炊で

さてピェンロー鍋のシメは雑炊と決まっています。

干し椎茸と豚肉と鶏肉のおいしいダシ、そして香り高いごま油。やっぱりごま油が入っているからか中華粥のような味わいなんですよ。

最近はお鍋を晩ごはんに食べた場合、次の日の朝か昼に残っただしで雑炊をするのが我が家の定番。

だから今回のピェンロー鍋も翌日の昼に雑炊を食べました。

昨日は途中の箸休めとして姉特製のべったら漬けもどきを大量に食べましたが、今日は私がスーパーで買ってきたスライスべったら漬けを雑炊のお供に。

卵もネギも入れずにシンプルに。お鍋と同じく食べるときにお塩と一味唐辛子を足しました。

いやぁーべったら漬け、雑炊にめちゃくちゃ合うわー。ピェンロー鍋同様、べったら漬けも久々に食べたわ。

そもそもべったら漬けって東京の名産なんですね。どうりで大阪在住の私にはあまり馴染みがないのもうなずける。

ピェンロー鍋をする時は是非とも、べったら漬けをご準備くださいね。絶対にあったほうが良い。

【ピェンロー】白菜トロトロ!シンプルな味でなんぼでも食べられる|まとめ

【ピェンロー】白菜トロトロ!シンプルな味でなんぼでも食べられる|まとめです。

久しぶりにピェンロー鍋を食べました。かれこれ何年ぶりでしょうか?

姉と考えてみたところ5年以上ぶりなんでないかい?という結論に。

今回ピェンロー鍋のことを調べてみると、インターネットでは思ったよりもヒットしないんでビックリしました。

私達の中では、ピェンローは鍋の食べ方の変わり種っていう位置でしたが、世の中の人にはあまり浸透していないんですね。

「河童のスケッチブック(単行本)」が発売されたのは、1995年11月1日で今から約27年前。

その頃は鍋料理のレパートリーもそれほど多くはなかったけど、今は鍋つゆのもととかいっぱい売ってるもんなぁ。

しかし鍋つゆのもとにはないシンプルな味付けがおいしいピェンロー鍋。白菜がトロトロクタクタで、なんぼでも食べられるー!箸が止まらないー!

興味がある方は一度お試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました