こんにちは。インフルエンザ予防は手洗いが大事なのはわかってるんだけど、この洗い方で正解なのかな?と日々疑問に感じていた『ダメもと』です。
今回はインフルエンザ予防に対して効果的な正しい手洗いの手順などを調べてみました。
インフルエンザウイルスの感染経路
飛沫感染
咳やくしゃみ等の『飛沫』で感染します。『飛沫』の飛ぶ距離は最大で約2メートル。この『飛沫』は水分が多く重いため、通常1~2メートル以内で地上に落下します。そのため、咳やくしゃみ等をする人がいたら離れたり、マスクをする、人ごみに行かないなど自己防衛して感染する機会を少しでも減らすことができます。
接触感染
一方、接触感染はきりが無い。
- A子がインフルエンザに感染
- A子が咳やくしゃみをする時に手で覆う
- その手で色々な物に触れて、A子の手から物へウイルスが付着
- B子がその物に触れて、物からB子の手へウイルスが付着
- その結果B子がインフルエンザに感染
- B子が咳やくしゃみをする時に手で覆う
↓
↓
↓
以下、無限にループします。
- ドアノブ
- 階段の手すり
- 電車のつり革
- パソコン
私たちの周りにはドアノブ、階段の手すり、電車のつり革、パソコンなど、普段何気なく触っているものばかり。接触感染はこういう物を触ることによって感染します。
インフルエンザに限らずですが、感染症は手から体内へウイルスが入り込むことで感染すると言われています。
飛沫感染より接触感染の方が関わる頻度が高いと思いませんか?
手には目に見えないばい菌やウイルスがいっぱい!
以下のアンケート調査の結果をご覧ください。
メドピア株式会社 の記事より引用
このようにインフルエンザ予防に最も効果があると思う対策として、医師も推奨しているのが手洗い。今日から正しい手洗いを実践してみませんか?
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正しい手洗いは2回洗いが効果的
正しい手洗いの手順で手を洗ってみました。
手を洗う前に腕時計や指輪・ブレスレットなどのアクセサリーは取りましょう。
- 腕時計
- 指輪
- ブレスレット
洗い残しはどこが多い?
洗い残しが多いのは
- 指先
- 指の間
- 親指
- 手のひらのしわ
- 手首
です。また、きき手は洗い残しが多いので特に意識して洗うようにしてみましょう。
ハッピーバースデーの歌を2回歌って約30秒
正しく手洗いするには、約30秒かかります。例えば家なら、洗面所に時計やタイマー置いたりして図れますが、外出先では中々難しいですよね。
そこで『ハッピーバースデー』の歌。『ハッピーバースデー』の歌を2回歌ったら約30秒です。大人も子供もみんな知っている歌なので、小さなお子様がいる家庭なら一緒に歌って洗うように癖づけてみてはどうですか?
*大人は外出先では心の中で歌う事!
♬1回目♬
- ①手のひら
- ②手の甲
- ③右爪
- ④左爪
♬2回目♬
- ⑤指の間
- ⑥右手親指
- ⑦左手親指
- ⑧両手首
③④の爪を洗う時は、手のひらのしわもしっかり洗いましょう。
また、⑥⑦の親指は思いのほか忘れがち。物をつかむ時は、ほぼ親指を使っていますよね。忘れずにしっかり洗いましょう。
①~⑧まで終わったら水でよくすすぎます。そしてもう一度①~⑧を繰り返します。
2回洗い終わって水でよくすすぎ、タオルで拭いても全行程で3分程。外出先から帰った時、食事の前はもちろんですがインフルエンザ予防のためには、少し神経質なぐらい頻繁に洗うことが大切です。
熱いお湯で洗うのはNG
また、水が冷たいからと言って熱いお湯で洗っていませんか?熱いお湯でゴシゴシ洗うと皮膚の油分が失われて、手が荒れちゃいますよね。荒れた手は雑菌が増殖しやすいので、水またはぬるま湯で洗うようにしましょう。
タオルの共用はNG
せっかくキレイに洗った手も、家族で共用のタオルを使って拭く事はNG。みんなが使って湿った状態のタオルは雑菌だらけ。
ペーパータオルで拭くのが本当は望ましいのだろうけどコストもかかります。感染者がいる時だけでもペーパータオルに切り替えるのも一つの方法です。
また、家族が多い方はせめて自分専用のタオルで拭きましょう。そうすることで家族間の感染を防ぐ事が期待できます。
我が家もインフルエンザにかかった経験があるので、それ以来タオルの共用はやめて色分けで自分専用のタオルを使っています。
まとめ
いかがでしたか?正しい手洗いをすることで、インフルエンザ予防にはかなりの効果が期待できます。水だけでパパっと洗ったり、石鹸で洗ってもササっと10秒ほどで済ませていませんか?『正しい手洗いをしてタオルで拭くまで』でも約3分間。この3分間のひと手間で、インフルエンザにかかるか、かからないかの違いが出てきます。
正しい手洗いを普段から癖づけてインフルエンザの流行時期を乗り切りましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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