こんにちは。『ダメもと』です。
私は沖縄が大好きで何度か訪れているのですが、ほとんどが『JALパック沖縄を遊ぼう』で行っているんですね。
今回は初めて沖縄を訪れた時の出来事。まさかの出来事『第2弾』です。
JALパック沖縄を遊ぼう
『JALパック沖縄を遊ぼう』をご存知ですか?『JALパック沖縄を遊ぼう』は本当にお得ですよ。このお得感を知ってから、虜になって何度か沖縄を訪れています。
沖縄を遊ぼうの詳しい記事はこちら。ぜひ参考にしてください。

初めての沖縄
それは2015年6月の事。
初めての沖縄は、観光もアクティビティも何をしたらいいのかわからない。
ネットで調べてみるも情報があり過ぎて、『あれもしたい、ここも行きたい』なんてダラダラ見ていると、3泊4日の旅では到底日数が足りない!
JTBの店舗で色んなパンフレットも取ってきて、読み込んでいると『JALパック沖縄を遊ぼう』を発見したんですね。
オプションが500円と言う事ですが、『ほんまかいな、何か裏があるのでは』。パンフレットの小っちゃい字を全部読むのも面倒だし、それよりもまず自分が信用できないので、早速JTBの店舗まで出向き確認。
と言うのも、『オプションはこの中から3つ選べます』『オプションAから一つ、オプションBから一つ』など色々とややこしい条件があるものも多い。実際にそんなパンフレットで旅行に行った事もあったからです。
沖縄を遊ぼうに丸投げ
早速JTBの店舗で確認してもらうと、500円オプションはいくつでも買えるとの事。オプションはシュノーケルや食事など色々。その中でも『うたばす』というJALパックオリジナルの観光バスツアーが魅力的。
500円で要所要所を回ってくれます。観光バスツアーって結構高いんですよ。半日でも5,000円ぐらいするものもあるし、1日となると安くても10,000円近くなってくる。
と言う訳で今回は初沖縄だし、沖縄を遊ぼうに丸投げしてみる事に!
1日目・2日目
1日目はシュノーケルを楽しみ大満足!
2日目は『うたばす』で美ら海水族館などを巡りました。
詳しくはこちら

問題の3日目
問題の3日目。2日目と同様『うたばす』を利用しました。ちなみに2日目のお客さんは私たち2人を含め6人。初老のご夫婦と若い女の子2人。『平日(月曜日)とは言えお客さん少ないね~。こんなんで採算取れるんかいな。』なんて言っていました。
でも満員御礼、バスもみっちりよりは良いですよね。好きな席に座れるし。静かだし。
朝の集合時間・場所
朝の集合時間は8:00より前だったと記憶しています。集合場所はホテルJALシティ那覇。この『うたばす』を利用するためホテルJALシティ那覇に2連泊していました。
ホテルJALシティ那覇のロビーで待っていると、時間になればバスガイドさんが迎えに来てくれます。
集合時間より少し早めにロビーに行くと、私たちと同じく『うたばす』に乗るらしき方も何人か待っておられます。
『今日は何人やろ?昨日よりは多いかな?あの人たちもうたばすかな?』なんて言いながら待っていました。
バスガイドさん登場
バスガイドさん登場。同じツアーで行く方の名前確認などをします。昨日も『うたばす』に乗っているので、流れはわかります。
『ダメもと様~。お2人様ですね。』
『ハイ。今日はよろしくお願いします。』
『じゃあ参りましょうか。』
『えっ?』
ま、まさか…。
『えっ?他の方は?』
『本日はダメもと様のみのご乗車になります。』
『えっ?えぇーーーーっっっ!!』
よみがえる…。あの『神戸モンキーズ劇場』のまさかの出来事がよみがえる…。
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大きな観光バスに恐縮
バスガイドさんの後についてバスが駐車している所まで歩きます。
『やっぱり2人だけだと小さめのバス(旅館の送迎バスぐらいのサイズ)かも…。酔うかもなぁ…。』なんて思っていると…。
デデーン!ちゃんとした大きな観光バス!そこに私たちたった2人!!
申し訳ない。恐縮です。
バスガイドさんに恐縮
いよいよバスに乗り込んで出発。しばらくするとバスガイドさんによるガイドが始まります。最初はマイクを使ってのご挨拶でしたが、さすがに2人だけなので途中からはマイクなしでのガイドに。
たった2人のために運転手さんはもちろん、バスガイドさんにも恐縮しまくりです。
一番前の席は緊張するので(何せマンツーマンガイドですから)、前から3番目ぐらいに座りました。しかも席は腐るほど空いているのに、なぜか2人並んで座る。
うたばすの魅力
うたばすの魅力はバスガイドさんが自ら三線を引いて島唄を披露してくれる事です。
ちなみに昨日のバスガイドさんは本日の方よりお若めで、ちょっと新人感がありました。それでも初めて生で聞く三線の音色に感動し、また美しい海を見ながら島唄を聞いていると『生きてて良かった~!』と泣けてきた。
でも終盤はお客さんも疲れてきて、バスに揺られていると寝てしまったりします。そのため昨日の最後の方は、バスガイドさんの歌の練習みたいになってました。
全然島唄じゃない歌謡曲(と言っても、中島みゆきの「時代」とか「糸」とか静かめの曲ですが)を自ら『ちょっと練習します』とか言って歌っていました。
三線もまだまだ練習中らしく、間違えては『ちょっと待ってください。もう一回最初から。』とか言って引き直していました。
みんな寝ているし、こうなるともう彼女の独壇場。カラオケボックス化していました。それはそれで面白かったけど。
緊張と恐縮。気が抜けない。
本日のバスガイドさんはベテランの味を醸し出し、ガイドも完璧。歌も抜群にうまい。もちろん三線も抜群にうまい。顔も美人。
たった2人のためにガイドをしてくれているのが申し訳ない。恐縮です。
そのため、バスガイドさんの話にはいちいち『ほほぉ。』『へえぇぇ~。』と全力で応えます。
島唄もこぶしのきかせ方が絶妙で、昨日の新人さんの比ではない。うますぎて鳥肌が立つぐらい。全力で聞いてますよアピール。拍手も惜しまない。
それでもバスに揺られていると、段々と眠気が…。
『あかん!寝たらあかーーん!!せっかく私たちたった2人のために、大きな観光バスを出し、ガソリン代を使い、運転手とバスガイドの人件費もかかり、さらにガイドもして、生三線の島唄まで披露してくれているのだから、寝たらあかーーん!!』
はぁぁ。気が抜けない。
そんなこと言って昨日は寝てたくせにって思うけど、でもそれは少ないながらも6人のお客さんがいたからの事。
やはりたった2人だけっていうのは、なぜか緊張しますよ。ガヤガヤ感まるでないし。
バスガイドさんは専属カメラマン
普段旅行に行った時、写真はお互いの撮りっこと景色がほとんど。そのため2人で写った写真ってあんまりないんですよ。タイミングが合えばその辺にいる人に頼んで、シャッターをきってもらったりはしますが。
この日は『首里城』『斎場御嶽(せーふぁうたき)』『玉泉洞』『ひめゆりの塔』などを巡ったのですが、バスの外でも丁寧にガイドをしてくれました。
そしてバスガイドさんは『今日私は専属カメラマンだから、お2人並んだ写真撮りますので、ドンドンおっしゃってくださいねー。』と、写真もたくさん撮っていただきました。
おかげで2人で写った写真が増えましたよ。
うたばすのまとめ
バスガイドさんによると、こんな事はそうそう無いとの事。稀にはあるみたいですが。
終盤は緊張も解け、地元の美味しいタコライスの店を教えてもらったりもしましたよ。
また、バスの中でも『子守唄代わりに…。』と絶妙なボリュームで島唄を歌ってくれ、最後はウトウトとしましたね。
緊張も恐縮もしましたが『500円でこんな経験していいの?』っていうぐらい色んな意味で良い思い出となりました。
JALパック オリジナルバス『JALうたばす』良いですよ。おススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。