今年も手荒れの季節がやってきました。
こんにちは。「ダメもと」です。
私もまあまあ長いこと生きてきましたが、今思うと手荒れに悩んだことのない人生でした。割と肌が強いほうなんです。
ところが昨年は新型コロナウイルスの影響で、たび重なる手洗い&アルコール消毒によって、ついに手荒れを発症…。
今まであまり手荒れを経験したことがなかったため、昨年は人生初めてのカサカサ・ヒリヒリに泣きました。
ボチボチ乾燥が気になる季節。
今年はワセリンを使って手荒れになる前から、予防も兼ねて早めに対策を取りたいと思います。
ワセリンがベタベタする原因はズバリ塗りすぎ

ワセリンってベタベタするので敬遠しがちではありませんか?どこにでも指紋がついてしまうあの感じ…。私はどうにも敬遠してしまっていました。
日本で一番有名なのはヴァセリンですよね。
ヴァセリンは1870年にアメリカで誕生し、日本では1987年に発売が開始されました。
私も今まで何度か使ったことがあるのですが、
このベタベタなんとかならんのか?みんなこんなにベタベタのままで平気なのか?
と疑問に思っていました。
そこで調べてみると、ワセリンがベタベタする原因は
スバリ塗りすぎ!
なことが判明。
手荒れになったら塗るハンドクリームはケチらずにたっぷりが基本と聞いたことがありませんか?
私の場合はハンドクリームと同じように、ワセリンもたっぷり塗ってしまっていました。
そりゃベタベタするわな…。
でもこの勘違いしている人、結構いませんか?
ワセリンのベタベタしない上手な塗り方

ワセリンを上手に塗るポイントはとにかく少量しか使わないこと。
手に塗る場合は米1粒くらいでOKです。塗り方は以下の通り。
- ワセリンを米1粒くらいを取り、温めながら手のひら全体に伸ばす
- 手のひらについたワセリンを手の甲にギュッギュッと押し付ける
- 手の甲に馴染んだら軽くすり込む
上手に塗るコツはハンドクリームを塗るときのように、あまりすり込まないこと。
ハンドクリームの時はマッサージするようにすり込みますよね。
そうではなく、軽くなじませる程度でOK。
ワセリンは石油を精製したもので、塗ると肌の表面をコーティングしてくれます。
石油を肌に塗るってなんだか怖い印象ですが、石油は元々が天然由来。下手な化学物質が入った化粧品よりも、よっぽど安全な商品なんです。
ワセリンはそもそも油なので、肌の内部には浸透しません。たっぷり塗っても意味が無いんですよね。だから少量で良いのです。
ごく少量のワセリンを塗ることで肌に膜が張ったようになり、自分自身の体の水分を皮膚の内部にとどめ、保湿するんですって。
手のひらにワセリンを取りすぎたなぁ
と思った時は、ついでに肘や腕全体にも塗っています。
それでもベタベタするなら、ティッシュやキッチンペーパーなどで軽く拭いてみてください。思った以上にサラサラになりますよ。
私の仕事は掃除のオバちゃんなので、手荒れの原因となる水仕事がつきもの。実際にワセリンを薄く塗った状態で水仕事をすると、面白いように水が玉のように弾く弾く!
ワセリンが私の手を守ってくれているのを実感できます。
水気を拭いてもすぐには手の甲の水分が蒸発していかない感じがします。よって
「早くハンドクリーム塗らなきゃ。アセアセ」
ってこともなくなりました。
また1回ハンドソープで手を洗っても、ワセリンの成分がまだ残っている感じがします。2回ハンドソープで洗ったら、ちょっと取れたかな?との印象。
今現在はしっかりと手を洗った後などの要所要所でこまめに塗っている感じですかね。そんなに神経質にならずに。
今年はちょっと寒くなり始めた10月下旬くらいに、手の甲がカサカサしてきました。昨年ひどく手荒れしたのと同じ部分なのにビックリです。一度手荒れになったら、毎年のようにクセになってしまうのでしょうか?
しかしながら、まだ軽い段階でワセリンを使い始めたら、すぐに治りました。
これが自分自身の体の水分を使った自然治癒力でしょうか?かなり良い感じです。
しかもワセリンを使いだしてから、なんだかキメも整ってきたようでスベスベ肌になったような。
ちなみに昨年は手荒れ・あかぎれに泣きました。なってしまった手荒れ・あかぎれにはクナイプビオオイルが良い感じでしたよ。
【クナイプビオオイル】が良かった!おすすめ7つの使い方▶実際に使った口コミ
ワセリンの種類
ワセリンは石油の純度によって種類が分かれます。
ワセリンの種類は大きく分けて
- 黄色ワセリン
- 白色ワセリン
です。
一番有名でおなじみのヴァセリンは黄色ワセリンになります。
白色ワセリンは、黄色ワセリンの純度を高めたもの。
さらに純度を高めた「プロペト」「サンホワイト」という種類のワセリンもあります。
私は仕事用には黄色ワセリンのヴァセリンを使用。
家用は顔にも塗りたいので、白色ワセリンを使用しています。
おすすめのワセリンは?

一番一般的なのはUnilever(ユニリーバ)が販売しているVaseline(ヴァセリン)ですね。
スーパーマーケットやドラッグストアで簡単に手に入り、値段も安い。
先ほども書きましたがヴァセリンは黄色ワセリンです。
黄色ワセリンは純度が低く、不純物の含有量が多いため、アトピー性皮膚炎や敏感肌の方、赤ちゃんにはちょっと不向き。
私は普通肌なので、仕事用として手荒れ予防のために使っています。手に使うぶんにはなんの問題もなく使えているので、純度が低いからと言って決して悪いものではありません。

私がいま家用として使っている白色ワセリンは「大洋製薬 ワセリンHG」
黄色ワセリンのヴァセリンと比べると、使い心地は良いですね。
ヴァセリンよりも柔らかいので、とっても塗りやすい。
ヴァセリンはかなり固い感触なので伸びが悪く、塗ると言うよりはギュッギュッっと押し付ける感じですが、「大洋製薬 ワセリンHG」は柔らかいので手のひらにスゥ~っとなじみます。
手のひらになじませたらポンポンと押さえる感じでOK。
しかも値段も安い。少ししか使わないのでコレを1つ買っておくと余裕で一冬持ちそうです。
次におすすめのワセリンはプロペトです。
プロペトは白色ワセリンよりもさらに純度を高めた商品。しかしながらドラッグストアではあまり売られていません。
医療機関でも使用され、目元などデリケートな部位にも安心して使うことができます。
最後にサンホワイトをご紹介します。
サンホワイトはプロペトよりもさらに純度を高め、不純物を取り除いたワセリンです。
ただしサンホワイトは医療機関で使用するときでも保険適用外の代物。ワセリンとしてはかなり高級品なので、プロペトでもかゆみやかぶれ、刺激があった超敏感肌の方でなければプロペトで十分かと思われます。
【ワセリン】ベタベタしない上手な塗り方で乾燥知らず!今年の冬はコレ1つでOK┃まとめ
【ワセリン】ベタベタしない上手な塗り方で乾燥知らず!今年の冬はコレ1つでOK┃まとめです。
ワセリンは塗り方ひとつで全く違った印象になります。
上手に塗ると全然ベタベタせず、むしろサラサラ!ハンドクリームよりも使い勝手が良いことに気づきました。
ただワセリンはほぼ無臭なので、香りを楽しむことができないのは残念。
しかしながらエッセンシャルオイル(精油)で香りを付けることもできるので、自分好みのワセリンを作ってみるのも楽しそうですね。
今期の冬、手荒れ対策は実験的にワセリンのみで乗り切ってみようと思っています。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。